International Jewellery Yokohama 2024.10.23
特に、パライバトルマリン、アレキサンドライト、アウイナイト
ピンクダイヤモンド、カラーダイヤモンドは顕著です。
特に、パライバトルマリンとアレキサンドライトは、
まだまだ天井知らずで、値上がりを続けています。
パライバ、アレキは半年前の200%~程度上がってますね。
真珠に関しては、上昇は止まり、昨年来の高値を
今のところ維持しているみたいな感覚です。
以前までは、買い占める勢いで中国人バイヤーが
真珠に群がっていたのに、パタリと居なくなった。
中国政府はひた隠しにしているが、不動産バブル崩壊による中国経済崩壊は、
かなり深刻なのではないだろうか?
少なくともジュエリー業界は、ジュエリーショーの中国人バイヤーへの売上を
当てにしている業者は多いはずだ。
少なくともここ10年程度中国人バイヤーにその売り上げの70%は頼って来たのではないだろうか?
今現在、彼らが群がるのは、宝石貴金属買取業者や、
リサイクル業者の要らなくなった安い裸石を買い漁りに来ている。
1箱¥5,000J/JPYとか¥10,000/JPYのものだ。
日本のマーケットは、どうなるのでしょう?
カラーストーンやレアストーン市場は、天井知らずで上がっている。
上がり続けていて、もう採れなくなった石の価値は、下がることはないだろう。
そこに、日本ではドル円為替レートも加わり仕入原価を押し上げてしまい、
海外の収入増加レベルに比較にならない程ついていけていない為、
パライバトルマリン、アレキサンドライト、ピンクダイヤモンドなど、
日本人が普通には買えるレベルの値段ではなくなって来てしまっている。
9月10月からは日銀の金利上昇政策に伴い急速に円高傾向に振れ、
$1≒150円台にまで進行しているが、同時に住宅ローン等の負担金利も上昇することになり、
まだまだ先行き不安感が漂う為、大手一部上場企業は景況は良いかもしれないが、
小規模企業ではあまり景気が良いとは言えない。
自民党総裁も変わり政策が不透明の現状で、さらに選挙期間も控えるこの3ヶ月はあまり良くないかもしれない。
石破政権も短命になりそうな観測から、政治混沌時代に突入し、先行き不透明感が立ち込めてくるような気がする。
価値が下がってるもので無いのは、有難いのだがご存じの通りGOLDの相場も市場最高を更新し続けていることもあり、
石や貴金属、全ての物の価値(バリュー)が上がっているので、値段が上がっている。
その為、日本人にとって高くなり過ぎているので、
一般的に買いにくいものになってしまっている傾向にあるのは、
非常に困る。せめてドル円レートがコロナ前の$115/JPYくらいまで戻るとかなり違うのだが、
暫くは難しそうな感触だ。
GOLDは、まだまだ上がり続けるだろう。
むこう5年レンジで今の2倍を目指しているシナリオもある。